病気を管理し、健康を維持する

病気を管理し、健康を維持する

入れ歯

病気や事故で身体的な損傷が生じた場合、機能を回復するために、義手や義足、義眼といった人工臓器を装着します。同様に、歯を失ったときの機能回復法が義歯であり、その種類には、取り外し式の義歯(総義歯や部分義歯)、取り付け式の義歯(ブリッジ)、インプラント義歯などがあります。

総義歯(総入れ歯)以外の義歯は、義手や義足のように「病気が治癒してから装着する」のではなく、失った歯の周囲に病因が残っている可能性がある場所に作るものです。そのため、どの種類の義歯で機能を回復させるかの選択を誤ると、病気が再発し、徐々に条件が悪化していく危険性があります。

歯科医師によって得意とする修復法が異なるため、治療のやり方も十人十色です。そのため、いろいろな歯科医師にかかって違いを確認し、十分理解してから治療を始めるのもひとつの方法です。また、治療が始まってからでも、疑問を感じたらほかの歯科医師に相談するとよいでしょう。

大切なのは、治療(修復)をメインに考えるのではなく、歯を失うことになってしまった病気を管理し、健康な状態を長く維持することに、どれだけ配慮できるかということです。

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