診療目標となった言葉と書物

診療目標となった言葉と書物

院長紹介

また、片山先生の「歯科医療を生活改善のきっかけに」という主張と、森先生の「誠実で良心的な治療(bona fide therapy)」という言葉は、以後、私の”診療目標”となっています。
中でも、片山セミナーで紹介された「食生活と身体の退化(W.A.PRICE著;片山恒夫訳)」という本では、食生活の重要性を痛感。その体験により、医学や歯科医学ばかりでなく、栄養学や食育などについても多くの時間を割いて勉強するようになりました。

「食生活と身体の退化(W.A.PRICE著;片山恒夫訳)」について

この本には、1930年代の世界中の未開人を調査した研究成果が記されています。白人文明の「食品」流入による食生活の変化が人間の体にどのような変化をもたらしたか、特にあごや歯について克明に記されています。

むし歯や歯周病、歯並び異常の原因について重要な示唆を含んだ内容です。出版当初は、訳者の片山先生の私費出版でしたが、2010年10月、恒志会によって改訂され、見やすく、求めやすくなって発売されていますので、食に係わる方にはぜひ一読してほしい書籍でもあります。

また、改定前の内容ですが、内容理解のために作ってあった要約(pdf)もありますので、少しでも興味のある方は、どうぞご覧になってください。

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