一つの考え方にとらわれない柔軟な学びを体感
一つの考え方にとらわれない柔軟な学びを体感
自己研鑽の際には、心療内科で有名な池見酉次郎先生からいただいたアドバイスに従い、心やストレスの問題も含め、一つの考え方にとらわれない「多方向からの勉強」を心がけてきました。
たとえば、歯周病(歯槽膿漏)を重点的に勉強した84〜86年には、臨床の大家である片山恒夫・森克栄両先生のセミナーを交互に受講。歯周治療学としては対照的な立場をとる両権威のお話を同時期に聞くことで、対照的な立場でありながらも共通する部分があることに気付きました。
その共通部分に大いに感銘を受けたことが、私にとって、歯科医師としての一つの転機になったように思います。