成長期以降に用いる装置
成長期以降に用いる装置
1.ブレイス
歯にブラケットを接着し、針金を着ける一般的な装置です。前歯など人目が気になる部分には、セラミックやプラスチックの目立たないブラケットを用います。装置が歯みがきの邪魔となり、しっかり磨かなければむし歯になりやすいので注意が必要です。
2.舌側矯正装置
ブラケットを歯の裏側に着けるため、矯正していることが目立たない装置です。状態によっては歯を動かしづらい方向があり、ほかの装置との併用が必要になることもあります。
3.床矯正装置
可撤性矯正装置です。ブレイスと併用することがあります。
4.クリアアプライアンス
透明なプラスチックで作った取り外し可能な装置です。模型上で成形した0.5〜1mmの厚さの薄いフィルム状の装置を、1〜3週間ごとに取り換えていきます。他人からは矯正していることがほとんどわからない上に、外して歯が磨けるので、むし歯になりにくい特徴があります。
5.矯正用インプラント
ブレイス矯正の補助装置として、太さ0.7mm、長さ1cm程のチタンの矯正用インプラントを用いることがあります。これにより、従来では難しかった歯の移動もできるようになっています。